《ワインの最終的なクオリティは、樽の質によるところもある》

 

ワインと木材とのマリアージュは、今から2000年以上も昔にさかのぼります。その当時、樽は単なる容器としての役割を担っていましたが、その後、オーク樽のさまざまなメリットが知られるようになりました。

 

ドメーヌで使用するブルゴーニュ伝統の228リットル入りオーク樽は、ベルトランジュの森で生育した樫の木で作られています。ドメーヌ専用のオーク材を買い付け、自社在庫として保有し、2年間、樽メーカーに預けて、良い樽になるよう乾燥させ、じっくりと円熟させます。

樽材の焼き加減によっても、スパイシー、チョコレート、ヴァニラといった印象が加わり、ワインの味わいに影響します。

ワインのタンニンも、オーク樽のタンニンと重合して、あらたに完璧な調和が生まれます。

オーク樽の木肌が調整する微妙な酸素吸収によって、ワインがわずかに空気に触れるため、おだやかな熟成が進行します。若いワインは、オーク樽の中で、静かに、ゆっくりと時をかけて、成長し、進化し、熟成していくのです。